先日、ドライブに行ってきた。
湖面を見ると水鳥に混じって何か白い物がいっぱい刺さっている。
大人用のオムツか???と思っていたらにゅ~と頭が出てきた!
何と!白鳥ではないか!初めて本州で天然物を見たわ。
白鳥と言えば…皆さんは何を思い描くのだろう…、俺は…
何処かの公園とか、堀とかで…羽を切られて鳥ではなくなった可哀想な姿
国鉄の特急の名前
湖の遊覧船
アベックが乗っている足こぎボート…etc…。
昭和の人間はきっとこれらを思うだろう。
何か他にあったような…???
そうだ、俺は小さい頃こいつの背中に乗ったことがある。
しかも自宅でだ!俺がこいつに乗っている白黒の写真が残っている!
日本が高度経済成長の時期に生まれた人はきっと乗ったことがあるはずだ!
そうだった!俺が白鳥を見て思い出すのはあれだった!おまる!
思い出すのは俺だけか…???

図鑑で調べるとコハクチョウのようだ。
こんなに居るとは思ってなかった。昔々冬の北海道に行った時凍った湖にたくさん居たことを思い出す。
この日は天気がよく、物凄く綺麗に見えた。
しかし、でかい!オオハクチョウはもっと大きいのか???
この大きさでは赤ちゃんは乗れない???(どうしてもそんなことを考えてしまう…)
D300+600㎜F4D

この時期は水鳥を撮る機会が多い。定番の写真は水浴び後のパタパタだろう…。
このくらいデカくなるとパタパタも迫力が違う…。
これじゃあ赤ちゃん振り落とされるがな!
D300+600㎜F4D

飛んでいくところも撮れたが単独だった。
お堀の白鳥は飛ばないので、とりあえず飛び物ということで…。
鳥撮りを始めてから初めて撮ったけど…白鳥はこういう撮り方してはいけませんね。
風景としてとらなきゃね。夕暮れ時にシルエットにするとか…朝もやの中で静かに浮かぶとか…
雪山と青空バックに群れで大空を飛んでいくとか…風景撮影の難しさと野鳥撮影の難しさを克服したカメラマンでないと白鳥を綺麗に写すことはできないと思う…難しい被写体だ!
でないと…おまる…になってしまう…反省。
D300+600㎜F4D