幸せな時って言うのは、案外その時気付かないようだ。。。
あとになってから、「あぁ~、、、あの時は・・・」なんて思う時ありますよねぇ~。
わしも歳いきましたかなぁ~ヒッヒッヒ、、、
今日は幸せだった時をリリ~ス!

干潟には仲良しのチュウシャクシギのカップル!(←死語か?)
どっちが♂か♀かわからんけどね…。
皆、何も思わずいつまでも幸せな時間って続くって思っている。思っていたいのかな?
彼らもきっと楽しい時間を満喫したいんだろうな。
繁殖地までの旅の途中で見つけた最愛の人!じゃない鳥!かな。。。
D300+600㎜F4D

今季の干潟はあまりわくわくすることはない。。。
キアシシギ、ソリハシシギなど見たけど数も少なく写欲は沸かない。
別に珍しくもないキアシシギをこんなシ~ンで撮りたくもないし、この程度のダイゼンも1回記録できたら、もぅええやろ?
違う違う。右手前のダイゼンに注目!
ここに写っている3羽の鳥で唯一警戒態勢をとった!
我々鳥撮り屋はこの態勢を見逃さない!
ファインダーで捉えている鳥がこんなポーズをした時、上空には猛禽が近づいている証拠なのだ。
死は、誰でも思いたくはないが、知らないうちに背後に迫ってきているものなのだ!
いつもの出勤途中、楽しみにしていたデート中、久しぶりに会った友達との旅行中・・・
気付かないうちに死期は近づいている…
このダイゼンのように、まだ生きて戦えとの命を受けている者は感じることができるのだ。
自らに及ぶ脅威を!
また、運良く近くに居た仲間がそんな奴であれば、うまく生きていける幸運の持ち主となれる可能性がある。
D300+600㎜F4D

カメラマンは見逃さない!一瞬の動きを!!!
ファインダーから眼を放し、上空を見上げる。
遠くの鳥が一斉に飛び立つ!
その瞬間、小さな島影からアプローチしてくる猛禽!!!
一瞬の出来事だ。
チュウシャクシギとは思えない声が一つ…ギョゲェ~~!
チュウシャクシギの右足が全てを物語る。
鈍い奴、弱い奴が守られるのは公務員くらいかぁ?
自然界はそんなに甘くない!!!一生懸命生きていても鈍い奴はこうなるのだ!
さぁ、これからどうやって口説こうか!なんて妄想している間に死期は近づいているのだ。
それを感じられない鈍い奴は、こんな運命を辿ることになる…隙を見せたら負けなのだ!
D300+600㎜F4D

鳥の胴体は見た目よりは細い!羽で膨らんでいるだけのようだ。
猛禽類の強力な足で押さえられ、鋭い爪が腸を巻き込むと身動きできない。
動きを封じたあとは真っ先に頸動脈を噛み切る!!!
凄い!ちゃんと弱点を分かっているのだろう。この瞬間は初めて見た!
見た目に流血はないが、柔らかい首の部分(焼き鳥で言うたらセセリか?)にカマのような嘴を食い込まされたら損傷は免れない!
チュウシャクシギの左足が苦しみを表現している。。。
そら、女に「ちゅうマーク」(←昭和の人間しか分からんかのぉ~)付けられるのと訳ちゃいまっせ!
テレビショッピングで売ってる枝切り鋏で首切られているようなもんでんがな!
しかし!この画像は俺の現状を正確に表しているようにも思える…
コォ~~~~!
D300+600㎜F4D